祇園丸について
山をつくって海をつくって創業年
自然の恵みに私達の心をそえて。
明浜の「おいしいちりめん」を皆様に
この明浜町狩浜でとれた「本当に安全でおいしいものを皆様に。」と思い、ちりめんの産地直送をはじめて、もう年になりました。
漁に出ている者と陸で加工する者、祇園丸ファミリーが協力して、鮮度や昔ながらの天日干し、無添加にこだわり「安全でおいしいもの」をつくり続けています。
あわせて、明浜町狩浜の地域とともに、豊かな海と山を守っていくことも大切な祇園丸のつとめです。この豊かな自然の恵み、狩浜地域のチカラ、祇園丸ファミリーの思いで出来上がった「おいしさ」を皆様にお届けします。
祇園丸は昭和31年にはじまり今年で年になります。初代三郎がこの地に地引き網漁をはじめ、昭和50年頃より二代目哲夫の時代に地引き網漁から曳船船引き網漁に変わり当時は漁協入札制度を利用して生計を立てていました。
平成6年頃より漁獲量が減少しはじめ、三代目吉彦の時代には漁協入札制度から漁獲・製造・販売までを手掛けるようになり、当時無茶々園にも所属し産地直送をはじめました。そして、平成26年に四代目哲三郎が会社組織を設立しワカメ養殖や地元の海産物や農産物を利用した加工品、焼き菓子なども手掛けはじめました。
私たちの地域には江戸時代に先祖が「ここの木を切ったら魚がとれなくなるぞ!」というウバメガシの群生する林があります。私たちは、現在でもその保安林に守られて生計を立ててこられたことに感謝しています。
しかし、近年ではワカメやひじきなどが減少し磯焼け現象が少し見受けられるようになりました。
そして平成12年、「茎そう類の森を作ろう!」を合言葉に、魚付保安林やワカメの養殖をはじめました。
明浜は、義理・人情たっぷりで、とても心豊かな地域です。昔は、地域のみんなで、同じ季節、時間の流れの中で、同じように仕事をしてきました。
時代が移るにつれ形は変わってきましたが、みんなで協力し、人と地域のためになることに取り組む気持ちは今も受け継がれています。
明浜の人、山、海。祇園丸にとっては、どれも家族と同じくらい大切な宝です。地元の人たちと一緒に、自然や文化、伝統を守りながら、地域に根ざしていく仕事をしていきたいと思います。
環境活動においては、なかなか結果が出ることではありませんが、「やらないといつまで経っても結果は出ない」と、気を長く持って続けていきたいと思います。
いつか、西予市の0mから1,400mまでの地利を生かした、海と山のその地の特産物を利用した加工品作りをしてみたと思っています。
先祖に負けないよう山と海がいっしょになり、環境を守り続けていきたい
江戸時代より、くしの形をした美しい半島に海辺までウバメ樫などの林があり、今でも魚付保安林として守られています。
この林から注がれる水には、微生物が含まれ豊富なプランクトンが
発生して貝や小魚が集まり成長します。
また、海の底には珪藻類が育ち、光合成によって酸素を発生させ海を浄化します。
まさしく「海づくりは山づくりから」と言われるのはこのことから
ではないでしょうか。
特に春の漁は魚付保安林の周辺に漁場があり、先祖の偉大さに改めて感謝しています。
私たちも、先祖に負けないよう山と海がいっしょになり、私たちの
環境を守り育てていきたいと思います。
海の環境づくりをおこなうため、ワカメを栽培しています。
下水道の完備されていない明浜で、合成洗剤を極力使わない活動なども行っており、
廃油石鹸の製造・使用についても推進しています。
また、ワカメを植えて海の緑地化で栄養豊富な海を復活させる活動を通して、
小学生と共に環境を守るための勉強会を行っています。
明浜のこと、祇園丸のこと、これからのことを綴った皆様へのお手紙です。
〒797-0113
愛媛県西予市明浜町狩浜1-217-1
tel:0894-89-1683 / 0894-65-0918
fax:0894-65-0920
バスで
車で
会社名 | 株式会社 網元 祇園丸 | |
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代表 | 佐藤 吉彦 | |
住所・連絡先 | 〒797-0113 愛媛県西予市明浜町狩浜1-217-1 tel:0894-89-1683 tel:0894-65-0918 fax:0894-65-0920 | |
交通機関 | バスで | 宇和島バス 岩松~田之浜線 「明浜漁協前」 |
車で | 松山自動車道 西予宇和インターより車で約30分 |